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アロハマン研究序説
〜現代アカデミズムを根底から揺るがすダメ諸説!〜
 誰が言ったか知らないが、言われてみれば確かに『へぇ〜』と思える楽しい無駄知識の数々をここに公開しよう。まさしく明日使える物ばかりであり、『アロハマンを1.25倍楽しむ方法』と形容してしまってもあながち過言ではない。ちなみに試験には出ませんので、悪しからず…。


アロハ力(りょく) ALOHA-POWER
力、電磁力、強い力、弱い力に続く第5のゲージ力。アロハ粒子(ボソン)によって媒介され、物質─精神間の相互作用を担う。精神感応物質オリハルコンは、アロハ粒子を放出しながら666年の半減期で崩壊し、最終的に金に変わる。
ロハスーツが放出するアロハ粒子と装着者自身の精神力によって、アロハマンはそのパワーと超回復力を得る事が出来るのだ。更に個々の装着者が持つ固有の能力も大幅に増幅され、役に立ったり仇になったりしている。
ロハ粒子は1980年、筑波物理学研究所粒子加速器内で新素粒子として発見され、『A計画(アロハプロジェクト)』の名によりそれは『アロハ粒子』と名付けられた。だがその後計画はなぜか中止され、その研究成果は一切公表されないまま現在に至っている──。
…という設定も勢いで作られていたが、あまりうまく機能していない。

ダジャレ THE UNINTERESTING GAG
がその右手のスナップと共に奏でるはかない戦慄(もとい旋律)に乗せて、内に秘めたる存在意義消滅力をあろうことか下界に垂れ流した鬼畜の技。浴びた者はことごとく頭痛・めまい・吐き気・脱力・陽子崩壊などの症状をひき起こす。唯一の特効薬である『ツッコミ』も、しかし誰一人彼に入れる事が出来ないでいる。なんとなれば彼は原、孤高の原なるが故!
のギャグは、我々人類とは全く違った思考体系において発せられる。その秘密は、まさにあのアクションにこそあるのだ。人間の指先には、第2の脳と言われるほど膨大な数の神経が集まっている。原はあの右手のスナップを鋭く効かせる動作によって、瞬間的に意識を指先に集中し思考を跳ばしているのだ。いわば右手の指先をギャグ専用の脳としているわけで、これによってあの常軌を逸した発想を可能ならしめているのである。

ハラコフ効果 HARCOV-EFFECT
ラコフカノンとは、平たく言えば原を火薬で飛ばす…ただひたすらそれだけの技である。だが問題はその弾だ。原のギャグというものはそのあまりの反社会性というか非合法性というか、つまり『うけない』事により彼自身の存在意義を極めて危うくするのであるが、その瞬間を敵の怪人と共に分かち合おう、というのが目的なのである。
お、発射の瞬間に原は高速言語でギャグを連発しており(『おひょー』と聞こえていたのがそれだ)、これによって急速に増大した彼の存在意義消滅力が敵に壊滅的ダメージを与えるのであるが、なぜ弾着の瞬間に言わないのかというと、彼の存在意義消滅力が極大に達するまでにはある一定の『間』が…もっと言えば『気まずい間』が必要だからである。この『間』のあいだに、原の存在意義は急速に消滅していくのだ。

雇用条件 THE EMPLOYMENT TERMS
ロハマンはバイトである。1回の出動⇒勝利で五千円と言う完全能力給制、しかも不定期至極。まさしく殺すに刃物の要らぬ仕組みである。
程1回五千円と書いたが、これは3人の貰う金額の合計だ。あまりに低いと他人事ながら嘆く向きもおありだろうが、これには一抹の理由がある。五千円はあくまで手取りであり、そこに至るまでにはカノンのローン、バイクとブレスのレンタル代、『アロハマン』の商標使用料など数多の天引きを経ているのだ。ちなみにカノンの電送代は別払いとなっている。

甲賀淫者 MAIDEN-RIDER KOUGA
本のどこかの山奥に淫遁して、ひねもす密教ぽい事をしながら暮らしているただれた一族。そのルーツは太古に地球に飛来したシッポリト星人にまで溯るとも、またキリスト教世界における堕天使ミモダエルを祖とするともされ、七つの淫法を連綿と今に伝えているが、その全てを使える者は歴代でも数少ないという。
ラックはその星人だかなんだかの血を最も色濃く受け継ぐ者と言われていたが、11才の頃(大層よこしまな)志を抱いて里に降り、何でだかこの現状に至っている(悲話)。

マグワイヤー THE MAGUAIRE
の極めてエログロナンセンスなネーミングの由来には諸説あるが、現在最も有力なのは『Manufacture Guarantee Acquire(手工業賃金獲得)』の略だとするもの、つまり内職業者起源説である(もしくは工場の労働組合が始まりだとする説もある)。

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