TOP書庫 > 剣対話篇
 
『剣(オル)篇』
この対談はTV番組『仮面ライダー剣』について昨年末と番組終了時に
ブルーとブラックが行った会話(チャット)の記録です。
番組を観てる事前提に書いてるので
未見の方、ネタバレを避けたい方は読まぬが吉かも〜。

 
最終回まであと数話(2004年12月20日の会話)■
(←ブラック)
唐突ですが、ギラファさんが何やら良い感じになりそうですねぇ。
(←ブルー)
えーと…誰だっけそれ。
ギラファノコギリ。違ったっけ?ダイヤのK。
ああ、ラストキングの事?
…そういやアイツらが勝つとその種族が繁栄する事になるんだろうけど、それって人型になるんですかね。それとも虫のまま繁栄?ならある意味もうしてるような…。
確かに…。でも、(世界を)支配はしてないよね。
とにかく来週も目が離せませんε=(゚w゚
そういや、このバトルではアンデッド同士では誰も封印してない(出来ない)って言ってたけど…ジョーカーはヒューマンアンデッドを封印したんじゃないの?それでスピリットのカードを手に入れて…
あれって、太古の話?それともライダーシステムを得てからの事ですか?
あれ?確かに・・・。あの封印映像は何時の物なんだろうか?
一万年前はヒューマンアンデッドが勝ったんですよね。
そうだよね。
まあツッコむのも野暮なのか、こっちが捉えきれてないのか…。
あと、カリスのベルトはライダーシステムにのっとって装着してるのかな?元々ジョーカーは他のアンデッドの力が使えるんだよね。
思うに、カリスのベルトはアンデッドとしてのそれに近い物なのでは。
…てゆーか、それをコピーしたからライダーシステムはベルト型なのか?
(始が)トンボか何かに変身したときはベルトを付けてなかったよね。
え?そうだっけ。
多分付けてなかったと思う。
ははあ。でも普通に変身する時にもはしょる事があった気も…。
ところで、今回でっかい用水路みたいなとこの階段を降りながら(ブレイドとギャレンが)変身したじゃないスか。
うん。トコトコ走りながら。可愛いかった♥
可愛いかw。
変身直後に手すりを乗り越えたり…。あれ、何気に凄いよね。
ブレイドの変身は正直合成がすご過ぎます。
ホントどうやって繋げてるんだろ。前と後どっちがCG?
テレビで見ている分にはズレないよね。
うん。…てゆーか、最初から役者は存在しない?
まさか。そこまで予算ないでしょ。
予算あっても出来るのかいなw
オレが思うに、多分・・・・本当に変身できる人を選んでる
なるほど!それなら全てつじつまが合う!!
だから滑舌は二の次だった。
あ…そうなんか。なんか哀しいね。
ウェーイ
異形の哀しみ。よもや枠外で感じる事になろうとは…。
いや、一芸は身を助けるのよ。
それを責めた俺らは残酷だったねー。
そうよ。フラッシュまで作ってねぇ。って作ったのは俺らじゃないけど。
まぁ愛情表現って奴ですかな。
◇   ◇   ◇
ところでさ。今日のブレイド、冒頭みて総集編か?って気がしなかった^^;?
思った思った。
スコシビビタヨ
誰だよこの声(ナレーション)って感じで。しかもあの後、多分同じ声でクイズまで仕掛けたから今日は何か違う!と思った。
そうなのよ。クイズまであったし。なんか笑った。
なんか腰抜けるけどゴーゴー!みたいな。
ラストに向けて内容も予告もヒートアップですか。
結構あの語りの内容も気合い入ってたしね。作り手も感極まったんじゃないですか。
感極まってクイズですか。
そう、極まってクイズ。たまんねぇなw
しかもその時の映像が…来週放映分なのかな?今週では使われてない映像だった気がする。
そうでしたっけ。ディレクターズカットされたとか?
4人バイクで疾走しながらヘシン、とか。今週放映分には無かったシーンばかりだったでしょ?
そうだね。
そういや、今日のロケ地は懐かしいところがいっぱいだったね。
あの空っぽの巨大用水路、前にも使ったような…。
それとか始は必ずあの廃屋で看病されるとかね。
じゃあ落とされた橋もいつぞやの?ロケ場所少ないのかな。
そこは自信ないです>橋。単に近場なのかな?
まあそうそう使えて絵になるとこってのも無いか。探すのも大変だし。
だよね。
まあそれに蓄積が効いてくるっていう良い意味の効果もあるかもだし>使い回し。オレ忘れてたけどw。
こうなりゃもういっそ毎回バンクで…
(無視して)あと、フォームチェンジ出来ない事をきちんと受け止めて頑張っている睦月が良かった。
ホント素直になったねぇ〜。
あの子は根は良い子なんですよ。ウルウル。
根はホントに素直だったんだ…。やっぱ操られてたが故だったのね。いや、色々あったからこそ更正したってのもあるだろうけど。
その辺は微妙だね。操られてたとも解釈できるし、本人の暴走とも取れるし。いや、操られでいいのかな。
操られる隙が以前はあったという事で?
その解釈が一番落ち着くかな。
ただカテゴリーAが分離するくだりはもうひとつだった気が…。睦月の成長によってっていうよりは『え、ソレで!?』ってカンジで…。
フォームチェンジしようとして失敗して・・・。どうしたんだっけ?
へー、ラウザー使うとそうなるんだ、知らんかった〜みたいなw。キングフォームになろうとしたら苦しんでなんかA出て来ちゃったっていう…何で出てきたんだろ。クイーンの力か?
嶋さん&虎ねぇさん効果でしょ。とにかく変身してなくても剣(けん)を使える睦月燃えだったからヨシ!ってそれでいいのかw
アレ強すぎだよねw。せめてカードスラッシュするとかね。
絵的な格好よさは判るし、レンゲルにもなれないし。睦月がけりをつけるべきだからあの映像しか選択肢は無い気がするが…でもやっぱ強すぎだな。
剣が?
いや、素の睦月が。
だからかな、なんか成長って気がイマイチしなくてねぇ…。単に開放されただけっつーか。
その辺があいまいだった気がする>成長。…広瀬さんでも可能なのかな?
なにが?
いや、あの剣を使えば広瀬さんとかでもアンデッド倒せるのかなって。
さあ・・・。
剣を使うにもアンデッドとの融合係数が必要なのかね。
融合係数はカテゴリー毎に違いそうですけど。つーかそもそも振れるんですかね。それなりに重いでしょう。
ブレイドもジョーカー化してたとき引きずってたしね。まああれはそういう演出だと思うけど。
でしたっけ。まあ、剣や刀ってのは重い物なんですにょ。
だね。
つーか銃渡せよ橘さん、みたいなw
…あ、確かに!!
今まで散々面倒見てきたのにいいとことられちゃって。
お前何も責任取ってないよ>橘さん
でもそこがまたらしいw
面倒見てきたけど、役には立ってないのが魅力。
ただ惑うだけ。
しかも自覚してるし。
自覚せざるを得なくなったっちゅーか。一応それも成長か…。
やりきれない成長だなぁぁ。
全てを見終えた後に(2005年1月末の会話)■
で、最終回だね。
先にほめる?けなす?けなすってのは語弊がありますが。
俺は意見はあるけどけなしと言うのとは違うかな。あ・・・。けなしもあるか^^;
あるんだ。
まずは基本的にあの最終回はありかなしか、ってのは?俺は基本的にあり、です。それなりに満足いったよ。
二極で言えば…アリ!終わりっぽい終わりでしたね。
でも、俺の場合珍しく毎週見ていたことが満足感に繋がった、という私的な達成感も含まれてます。基本的に途中見なくて、ビデオで追いかけて最終回近くでリアルタイムに追いつく感じだから。
あー、なるほど。やっぱ一年間観続けた重みってありますよね。ああ…終わったな〜…っていう。って、今までのライダーは全部まとめ見?
555とクウガは最終回に間に合う見方。後は仕事中に流し見。そんな中での最終回だから本当に素直に最終回を迎えられました。
なるほど。
で、だね。恐らくギラファ封印の時点で、剣崎の『仕事の義務感(?)』は終わっていたのかな、と思うんだけど。
まあ『仕事』としては。それ以降言ってないもんね。
そこから先は始の為に戦っていた、という、ちょっとアレな感じです^^;
だって最終回ホントに2人の話だもんね。なんか始と剣崎の物語になっちゃった。
1年間、始を信じ続けた剣崎なりの最終回だったなぁ、と思いました。なんか邪魔な人はどんどん排除されてって話が進んだしね^^;
信じようとし続けた、とか。
いや、ある時点から曇りなく信じてたと思う。
なるほど…。
えー、とりあえず最終回についてツッコミ所が2つあります。
どこ?
…橘さん、気楽に蘇ったな〜!!
橘さんはきっと蘇ると思っていました。だって、タキシード仮面だもの(違う^^;)
蘇ったけど何もしてねェ〜!最後の危機に自転車で霧の崖の上から現れるくらいの事しろよ!
レッドは全て自転車ですか^^;?
そう。これは定説です(この辺アロハレッドの事と絡めてます)。
つーかね、そもそも烏丸所長、すっごい助け力。一体どうやって助けたのよ(橘さんを)。
っうか、どこで見てたの?所長。
所長怪しいよね。
いくら天王路に追われてたって、奴が死んだ時点ですぐに連絡しろよ。
つーかゴキブリ(ダークローチ)だらけの方が危なくない?よく帰って来れたなぁ。
きっとゴキブリの苦手な何かを出す装置を持っていたに違いない。
…それにしては家の中で襲われてましたよ。
壊れたんですよ。
ああ、もう使い切っちゃったのか。
ねずみ駆除の道具とかで苦手な周波数の電波出す装置あるじゃない?あれですよ。
スプレー系じゃないんだ。
多分動力源がチベットの秘法の石かなんかで。効力が切れたんだ。
(無視して)…そういや睦月のラウザーは結局作ってなかったですね。
ボードの人じゃないから>睦月
ああ、なるほど…?
まあなんにせよ、橘さんの蘇りに思いを馳せるヒマは無しでしたなぁ。
橘さんがバイクでUターンした時、「ヘタレ!!」と叫んだ人は沢山居ただろうなー。
ああ、それ思ったw
ところでさ。橘さん、ブレイドのバックル持って出て行こうとしてたじゃない?橘さんでもブレイドになれたんだっけ?
あれ、そうでしたっけ。
うん。剣崎を制して出て行こうとした時。元々机の上に置いてあってさ。
そしたら俺(剣崎)が責任持ってやります、もし失敗したら後は頼みます、俺も考えがあってKになってたんですって家の中で言ってた時。
…制してっての違うな。どちらかと言うと、バックル持って出て行こうとした橘さんを剣崎が制したんだっけかな?
橘さんが持ってたのは気付かなかった。剣崎が変身しないようにって事かな?
多分俺(橘さん)が戦う、って意味だと俺は受け取った。
橘さんはブレイドにはなれないでしょう。その辺融合係数の違いがあるんじゃなかったでしたっけ?
確かそんなのがあった気がする。
…で、ツッコミは橘・所長さんで2つ?次は?やらないかか^^;?
え?やらないか
いや、ベンチに座ってた剣崎の幻が「やらないか」に見えるというネタ^^;
ああ、その事ねw。いやいや。もうひとつはホラ、かの牛乳男(虎太郎)の事ですよ!
ほうほう。
絶対ラストは牛乳男の執筆回りで〆ると思ってたのに…。お前は結局一年間なんの為に居たんだぁ!みたいな。
確かにネ。その前の回とかでちと触れただけだったもんね。
せめて、もう祈る事しか出来ない自分は延々と牛乳を飲み続けるのだ!とかさ。ってそれじゃギャグか。
最初にありかなしかの二極の質問したけどさ、あれって剣崎にどの程度感情移入できるかが一つのキモになっていると思う。
クウガのときの俺みたく「ユウスケよく判らない」と感じてたら、クウガの最終回あたりが納得できないみたいにさ。
剣崎が苦手な人だと、何してんのこいつ、と思いかねなさそう。
もしくはハジメに?…というか、その関係に?
剣崎自体には一定以上感情移入する余地が無い気も。
感情移入は御幣があるかな
納得、ですか。理解というか。
納得、がいいのかも。
まあ、ねえ。だからハジメと切り離せ無い気もしますね。
そうだね。剣崎・ハジメの関係だね。
なんつーか浪漫で〆たって言うか。ラストシーンなんかもうメロドラマでしょ。もろに冬ソナとかでありそうw
正直かなり救いの無い終わりではあると思う。1年かけて、その決断か・・・。ってね。
せめてギラファを封印した後に、守った平和を少しでも噛み締めさせてあげたかったなぁ。
他の(ライダー)ちゃんと観てないからよくわかんないけど、戦い否定系の主人公流れのある意味総決算?
戦い否定形・・・。うぅぅぅん、どうかなぁ。その辺はまだ考えてないや。
出来たら他のライダーとの比較は避けたいかな。話に収拾がつかなくなったりしそう。
いや、龍騎とかそれ故に破綻したとこがあるんでしょ?>否定系。
今回は、1年かけたからこそ育った友情に全て込めた、みたいな。
その友情に殉ずる前に平和を感じさせてあげたかったの。
その辺のなけなしのフォローがラストの幻なのかも>平和
そう思うことにしたよ>幻
まあ、考えようによっては良い意味で思い切って捨てる所は捨てた、ともとれますね。英断だったかも?ちゃんと終わらせられた、という意味では。
◇   ◇   ◇
とにかく、最初つまらなかった作品が途中から化けるって例はそれなりにありますけど、それを最後までやり切るってのはやっぱり大変な事だと思うんですよ。
だね。凄く面白くなったよ
だからこそよくやった!と言いたい。その意味でも『あり』ですね。
だからこそ、少しでもいいから剣崎に幸せを実感して欲しかった…。
こだわりますねぇw
あまりにもかわいそうで。凄くつらい運命を背負ったんだよぉ。
ハジメが幸せそうなのが救いですね、ホント。
ハジメには本当に幸せになって欲しいです。はい。
てゆーかハジメは人間になれるのかな?
…ハジメ人間!?ゴゴンゴーン!
(無視して)…いや、なれないでしょう(実はその辺も突っ込んでみたら面白くなりそうなんだが)。
え、なれないのかな。剣崎がアンデッドになれたのに。
あれはアンデッドに影響された結果でしょ?なれるならとうになっていたんじゃないの?
いや、それが可能なくらいだから、って。なんとかヒューマンカードの力を使ってさ…。あとは烏丸さんがきっと何とかしてくれる!
あ、たしかに。所長には秘法の石が・・・。
また石か!…つーかアレだ、人間に影響されろ!ジョーカーはあらゆる者になれるんだ!
いやいや、剣崎君の場合は13枚分のカードの影響でしたから。
ならばヒューマンカード13枚!もしくは妹12人に囲まれて自分も妹にッ!
あまね12人てのは?
おおー、それだ!ダークローチよりある意味怖い!
てゆーかダークローチって名前、アレちょっとずっこけかけましたよw
今後、ハジメは人間時間で年を取っていけるのかなぁ?
さあ…。つーかいつか血の色でバレる気がしますけどね。
◇   ◇   ◇
まあなんだ、とりあえず剣崎は死んだとは限らないんですよね。きっと彼が新たな敵のボスとなって第2部が…
え?剣崎死んでないでしょ。死んだら意味無いじゃん。
あ、そりゃそうだ。
あれだね。同人にやりやすい題材を残して終わったね^^;
確かにね。…なんつーかアレだ、あの崖の下の洞窟で細々と生きてるよ、きっと。魚とか獲りながらさ。
かなり近場だな。
だってカメラが海の向こうを映した時、向こう岸が見えてるんだもん。なんか海の向こうが世界に繋がってないっつーか…。ちょっと狭さを感じちゃった。
なるほどなぁ。気がつかなかった>向う岸
気付いちゃったが故に浸りきれませんでしたよw
さみしいなぁ>向う岸。でもさ、バイクはいつもの横領して行ったのかな?
え?
いや、バイクは何でもいいんだけど、ガソリン入れるために人里に戻ってくるのかな、って・・・。ま、それくらいは退職金代わりでもらってもばちはあたらないよね。自給自足だろうからなぁ。
逆に、残ったバイクを牛乳男が磨いて待ってる、って描写があっても良かったかも。
それもいいね。
◇   ◇   ◇
最後天音ちゃんが店の手伝いしてる様を見ると、ちょっとは性格改善したのかな、とか思ったり。
お店の手伝いは前からしてたでしょ?
まぁそうだけど、接客態度が改善してた気も…。その意味で虎太郎よりむしろ〆てくれたかもしれない。
いや、あの子はきっと裏表あるぞ^^;>接客態度
いやいや、今までは不機嫌を表に出してたでしょ。…って単に不機嫌じゃなくなっただけ?w
それだけかい^^;
どちらかと言うと、その前の「ごめんなさい」のほうがインパクトあったね。
ありましたねえ。ともかく素直にはなったのかな、と…。それまではなんか屈折してたのかもしれない。きっと小説版では屈折の内面描写がありますよ。小説版があるか知らんけど。
そうだね>素直になった
スタッフは可愛いつもりであの子の演出してたのかなぁ?
え〜?どうかなぁ・・・
俺にはきっついキャラにしか見えなかったけど・・・。
可愛いとか以前に、萌えポイントとして置いただけでは?萌えた奴がいるかどうかはしらんけど。
いや、あのわがままぶりは萌えキャラじゃないだろ?君は萌えたと?
俺は萌えてません。いや、逆萌えがあるかもって…
逆萌え^^;?
『逆萌え』=「ダメっぷりがかえって萌える」、みたいな。
難しいなぁ>逆萌え
俺も分からん>逆萌え
つーかあの作品の女の描き方はみんなああだもんねー。母は母でなんだかだし。ちゃんと描けてないのは同じっつーか。
かろうじて睦月の彼女は俺としてはまだ演出では良かった。
まあ確かに。唯一多少なりともドラマの成立に絡めた女性キャラかな。
あの子とサヨコが比較的理解できる女性だった。
…あ〜、忘れてたよ、サヨコさん!確かにそうですね。理解っつーか、居る意義がわかるっつーか。
正直、あの辺の橘さんはもう、ヒーロー番組失格なキャラでしたよ^^;
それだけに最後の身投げがぐっと来るわけですが…すんなり復活w
もうちょっとサヨコさんの事思い返せよ〜。俺も忘れちゃったじゃん。
だって、タキ様だもの。
タキ様?
セラムンミュージカルのタキシード仮面(原史奈時代の)。
は、はあw
今日史奈ムーンのDVD・BOX届いてさ、その勇士を見たよ。
へー…。
脱線脱線w
…結局、昔ハジメに関わった人達は出て来なかったね。
昔、っていつごろ?
船に乗ってたプーとか、タコヤキ屋とか。そんなこんなを全て切り捨てて、ラストはあの二人に集約してしまいましたナァ。
流れ上そうなるでしょう。
まあいさぎいいっちゃいいけど。ああ持ってく為には雑味は取り除かないと、って感じだもんね。
モロボシダン(天王路)もあの扱いだったし^^;
ハジメを封印するか否かでラストは変われど、どこかしらにわだかまりは残るよね。
もうちょっと粘っても良かったけどね、ダン。もっとでっかくなるとか・・・
出番が遅かったから、あれ以上引っ張ったら橘さんの見せ場がなくなります^^;
なんか滑り込みセーフって感じだな、橘さん。
ダンのサングラスが左右に展開したときはちと笑った。
だっけか。
そうなんです。どこかに消えるサングラス。今も昔も癖のあるメガネしてるなぁって^^;
…ウルトラアイはメガネか?
どうせならかけると変身とか。
それをやったら興ざめ、とマジレス。
とにかく濃い演技で良かったよ>ダン。俺的にはあれでかなり引き締まった感があったが、あの演技が受け付けない人もいるだろうなぁ。
他がいいってわけでもないから…>演技。確かに存在感でもってた所もあるよね、天王路。実際大した事はしてない気もするし。
それだけにヘタレと判ったときにはがっくし来た人も多いだろうね>存在感
ヘタレねえ。まあそうなんでしょうねw
いやいや、給料を払わないとか、大事な事をしてたよ。
それ「してない」んじゃんw!でもあれたしかにみみっちいわな。給料話は、バイクにガソリン入れてたのと同じくらい隠れ禁じ手かも。
ま、仕事仕事と言ってたから>給料話。
ところで、剣の世界では何ヶ月経ってたんだろう?1年でいいのかな?剣崎たちはボード壊滅から何回給料もらってたんだろう?
え?うーん・・・服装はどう変わったっけ?
ハジメはずっとコート着てたイメージがある^^;
虎太郎はTシャツで…そういやずーっと冷たい牛乳飲んでたな。
いや、俺も年中冷たい飲み物飲んでるよ。
そういえば、どれみは確かずーっと半袖でしたよ。
ど・れ・みっかい!!
…かと思えばずーと長袖のキャラもいる。まあそういうもんだって事で。
セーラームーン(アニメ)は季節ごとに服を変えてた気もする。
制服物は夏服/冬服くらいは替えますよね。最近は私服だと変えずに行っちゃう傾向ある気がするけど。
…で、『剣』で印象に残るキャラは誰?
えー、印象ねぇ…睦月も改心しちゃったら手応え無くなったし…なんつーか、印象に残る者はみんな困ったちゃん、っていう作りの作品じゃありません?…いや、むしろ全員困ったちゃんだからその困った度でのみ印象が決まる、みたいなw
上級アンデッド(人間体)で、ってのは?
んー…島さんとアネゴ、かなあ。カウボーイハットの奴も少し残ってる。
象さんかな?>ハット
だっけ。プールサイドでくつろいでた奴。あいつはかぶいてたw
ギラファだっけ?がラストアンデッドなのにあんまり…
俺は・・・。何アンデッドだっけかなぁ?初登場が山の中でアンデッドが人を襲っている時に出て来て、「君に構っている暇は無いんだ」とか言って去った奴。山の中であの服装は怪しすぎた。象とかのくだりで女性アンデッドと絡んでた奴かなぁ。って、それだけの印象なんだけどね。
あー、居たような…それって後から思うと割とやり手だった奴?
うぅぅぅん・・・。登場シーンしか印象ないなぁ^^;
上位の奴ほど戦闘意欲に欠ける、ってのは痛し痒しでしたね。それだと後に行く(強くなる)ほどキャラで立たせるしかないんだけどそれも限界が…。その意味でもアネゴが最後かな?あの
「おいしい・・・」
え、「うまい」じゃないんだ!という驚き。
あそこで女演出ですよ。で、直後に「バキっ!!」
なんつーか、ドラマしてたね。そういう意味でのドラマ性があんまりないんだよね、この作品。
正直、最終回を迎えた後に何か心に残るものは少なかったかも。とにかく一生懸命でした、って感じで。
あくまで俺達の年齢が観ての話ね。子供にとってどうかはわからないよ。
まあそうですね。それ言ったら最初から最後まで分かりませんな>子供
…それでも、形的には『終わった!』ってとこへは持って行けた。
うん。それは本当に良かった>「終わった」
伏線の消化率が比較的高くてよかったよ。既に誉め言葉ではない気がするが^^;
それは今までのライダーとの比較?
ここの処俺が見ていた諸々の作品の中で。と、いう感じでごまかす^^;
なるほど。確かに謎や設定の続け方が割と絶妙だったかも。
まあ最初は情報不足で困ったけど…。中盤から後半にかけてはかなりそれで楽しめた。
そうだね。前半で見限らなくて良かった。
ほんとほんと。まあ何度も言ってるけど、最初のつかみはカードエフェクトの充実でしたね。
そうだよね>エフェクト。
でもさ。剣崎がアンデッドになったのは橘さんの先走りのせいだよな。
彼がギラファを封印しようなんて分不相応な(^^;)事しなければ、あの時点でシマさん達を解放して、バトルファイト継続にしとけば剣崎は・・・。
ああ・・・
だから睦月を起こせば良かったんだよ。そんで、睦月の強いお友達を解放して戦えばあんな事には…。
でも、それでホントに島さん達は何もしないのかな?あと一人の状況になったら気が変わったり…。だってキング達は封印が出来ないって知ってたから戦う気なかったのかもしれないでしょ。
でも、前にレンゲルが解放したアンデッドも従順になってたし。
あー、まあ確かに。
最後まで俺に任せてくれ、と言いながら場を荒らしていた橘さん。ブレイドワールドのハワード(※『無人惑星サヴァイヴ』のキャラ)と言ってあげよう。
そこまで困ったちゃんかいw。…まあなんつーか、馬鹿ばっかですから。唯一使えそうな烏丸所長は出たっきりだし。結果として使えねー奴だらけw
烏丸さんは・・・なんだろね^^;
ねえ。一体ダンがどんな帰宅妨害をしてたんだか。
え?
ダークローチ蔓延よりも凄い妨害を…。
帰宅妨害だったのか。俺は帰国後狙われてたんだと思ってた。
いや、それで中々帰って来れなかったとか言ってたから…え?帰国自体はとっくにしてたの??
命を狙われてた、と言ってた気がするがどうなんだろ?いや、勝手な思い込みです。
うーん。俺はそれ向こうでの事かと思ったんだけど…その方が自然かな。
シナリオが不十分なのか、俺らが聞き漏らしたのか…どっちもありうるな。
…そもそもチベットだっけ?なんで行く必要があるんだかw
そこに賢者の石が・・・。
また石か…あんた、さては石フェチだね!
ビバ・石!!もうオシッコする時痛いのなんのって。
自前の石かよ。その痛みがクセに…?
嫌、言わせないで。
はかりしれねぇな。
結局、レンゲルのラウザーって作ってたのかな?烏丸さん。
見てみたかったね>レンゲルKフォーム
うん。ブレイドのラウザーで出来なかったのは惜しい。
以前、ある掲示板で盛り上がってたよ。レンゲルKフォーム予想。
へえー。
烏丸さんと言えばさ、最後にハートの2を残してカード回収して行くじゃない?
え、スピリットのカード置いてったって事ですか?
うん、並べた時確かそこが空いてたと思う。
まあそういや始の為に必要ですもんね。
で、それ以外のカードは全部あったと思うんだけどさ…スペードのカードって一体どうやって回収したのかな??
え?あ…そういえばそうか!?
いやアレだ、橘さんの時と同じでまた海辺に落ちてたのを回収したんじゃないですか、あの後。…つーかダイヤのカードもよく全部拾えましたよねw
いやあのさ、剣崎がアンデッド化した時、体内からバックルが出て来たじゃん。あの時、ブレイドのベルトは地面に落とさなかったっけ?
あれ、そうでしたっけ。
いや、俺もイマイチよく覚えてないんだけどね。多分そっから回収したんじゃないかなーっと。
なるほど。
◇   ◇   ◇
…そういや話は変わるけど、ライダーもどきとか居ましたね。
もどき?
あ、いや、電撃ベルトと義手の人。ライダーになり損ねた…
あぁ、キリュウさんね
そんな名前だっけ。そーゆー過去の諸々を全部ラストに垣間見せる、って終わり方もあったよね。でも対極を選んだ。…つーか子供はそんな昔のキャラ覚えてないか?
どれだけ橘さんの心に影響したかは判らないが、悪い話ではなかった。俺は好きなエピソードかな。
悪くは無いですよね。つーかあれ、電撃装置より義手の方がよっぽどハイテクなのが笑いましたね。もろ手作り。秋葉原でパーツ買ってきたろ、みたいな。
電池ボックスですから>バックル
しかもベルトにこだわっているのが可愛い。
そこにスイッチある意味ないよー!
ハイテクな義手に仕込めw
ねえw。片手のハンデを埋める為、てのならわかるけど、あの義手かなりいけそうだもの。つか、どこで作ったのよ。
まあトラウマにしてしまった人ってのはこういうものかも、と思うと深くてしんみり…
それなりにおいしいキャラが居たよね>ブレイド
居ましたねー。ネタから派生するところを結構拾えてた感じが。
指先とかに何か仕込んでないのかな>義手
仕込んでそうですけどね。つーか妙にバイオチックじゃなかったですか?
おそらく義手はボード謹製。ベルトは自家製。そこに技術の差が!!
ひょっとしてあれ、アンデッド技術なんじゃ!?だとしたらアンデッド細胞にのっとられて欲しかったw
広瀬パパの置き土産>義手
ははあ、なるほど。
広瀬パパもおいしいよね。アンデッド解放時の混乱ぶりがおいしい。まとめてカード入れるんだ、ってね。すごくツボだったの。
確かにw。つーかハイテクに見えないよ、その機械!わざだとしたら素晴らしいセンスだ。自爆ギリギリっつーか、しちゃってた気もするけどw
そうだね^^;>自爆
おいおい、ドサクサにまぎれて今ヘンなもん見せなかった!?ていう。気にしなきゃ一瞬で過ぎるシーンじゃないですか。
いや、あれは気になるよ。
まあねw。でもアレを気にせず受け入れてしまった子供がどう育つかが怖い。
ある意味昭和ライダーテイスト^^;
デカレンのシューターもある意味そう…そこが良かったのに。
やっとそこに来たか>デカレン
あれもいろいろ語れますよー。でもちゃんと通して観てる人がいない…
早めに追いつきます^^;>デカレン
あ、全部見る気あるんですか。じゃあそっちはいずれまた…
はいな。ではでは。

ブルーによる追記

実を言えば、私はあまり特撮属性の人間ではない。

平成ライダーはクウガとブレイド以外最後まで通して観ていない。それ以外は全部、最初の数ヶ月内に観るのをやめた。

昨今半年や1クールのアニメが増えた事もあって、1年間観続けるという作業は中々根気の要るものになってしまっているのだ。

しかしそれでもモノが面白い作品であれば、終わりを迎えるにあたって『もう1年も経ったのか』と思えてしまう。『剣』はそういう作品だった。だが、最初からそれに値するものだったというわけではない。

そもそも初めの内は入り込むのに必要な情報がまるで無く、背後関係が見えないままもったいつけるだけで正直観るのが辛い代物だった。

一部で『オンドゥル語』などと呼ばれて話題になったように俳優は皆滑舌が悪く、変身システム自体は面白くはあるけれどもけれん味に乏しく、観ていてあまりワクワクするものではなかった。

カードに関しても正直『またか』という感触を拭い切れずにいたものだ。
直前の『555』と違って今度は主人公の性格が良さそうだという期待はあったが、それもいざ観ればさして魅力ある程のものには思えなかった。

だが対談でも書いたように、カードの使用にエフェクト(カードの絵が動くだけでなく、フィールド化して空中を舞う表現)が付くようになってから俄然面白くなって行った。

変身についても様々な場所と様々な流れの中で縦横無尽に行われる事が次第に楽しくなって来た。特にその性質上一話の中で何回も変身と解除を繰り返せる事が見せ場の充実を生んだように思う。

更に言えば、解除シーンまでもが(それこそ見せ場として)確立している事は何気に画期的な革命だったのではないだろうか(言い過ぎ)?

その後も順調な設定と謎の持続を得られ、当初は思いもよらなかったある種の深みまでをも獲得して行った。

一度手に入れた軌道を手放すことなく、特にこれといった大きな弛みも無いまま最後まで観せ切ってしまった手腕は想定外の驚きと共に素直な称賛を贈りたくなるものだ(まあ諸手を上げて、というわけにもいかないが…)。

もちろんツッコミ所は最後に至るまで山のようにあった。

登場人物ほぼ全員が『使えない馬鹿』か『躾の出来てない困ったちゃん』であるという事実。

時折思い出したように挿入され、遥か成層圏まで浮きまくるお笑いシーン。

流れに必要な『つなぎ』の欠如。あって然るべき話の膨らみの現れて来ぬもどかしさ。

あとこれは平成ライダーに通底する性質なのかもしれないが、物語において不自然なまでに子供の世界が不在である。
だがこれについてはむしろ積極的な切捨てによる雑味の排除と言う事が出来るかもしれない。だからこそ最後はああして剣崎と始の話に純化する事が出来たのだ(あれも良し悪しな気はするが1つの解だ)。

伝え聞く話では『龍騎』では主人公が戦いを否定するあまり結局最後は破綻した反則的なものになってしまったらしいが、『剣』のラストは曲がりなりにもそれを全うする事が出来たのではないだろうか。

思えば平成ライダーには、少なからずその(戦いを否定する)傾向が通してあったような気がする。

また『龍騎』で一度使ったカードというモチーフを軸にして、太古からの因縁・異形の存在・そして現代のテクノロジーという今まではバラけ気味に存在していた要素を、見事1つに融合させたようにも思う。

それらの事から見ても、『剣』は様々な意味で平成ライダーのある種の集大成と言えるのではないだろうか。

そういえば、平成ライダーはいつも後から『後半は面白くなった』と聞く気がする。『剣』はまさにその典型だ。

観続けていればそうしただけの甲斐が出て来るが、そこまで我慢を効かせるのがとても辛い。何しろそれでホントに面白くなるという確証がないのだから辛さもひとしおというものだ。

だがまんまと作品が軌道に乗り始めたとき、そして万感のラストを迎えた時、『勝った!』と心の中で想ってしまうのは私だけではないだろう。ことに1年モノにおいてそれは最大の醍醐味であり、また賭けでもあるのだ。

だが今回、私は賭けに勝った!と心から言いたい。この1年を短く感じた事が、何よりも強くそれを物語っている。本当に観て良かった。

願わくば、『響鬼』もまたそんな作品であって欲しいものだ。



P.S.
やー、ちょっと誤解を招く程に褒め過ぎたかもしれません。
今更だけど話半分…いや1/4位に読んでいただけると幸いかも(^^;

 
TOP書庫 > 剣対話篇