『常夏戦隊アロハマン コミック版』
漫画/B5版・36ページ
1994年12月29日初版発行
第1話・125話
記念すべき第一作、TV版第1話&最終回を1冊のコピー本にまとめてコミケに出したもの。必ず最初に読んでもらいたいパートです。
し…しかし、今見るとひどい絵だ…(か、描き直したい)!
『常夏戦隊アロハマン ロマンアルバム1』
文章/B5版・36(32)ページ
1994年12月29日初版発行
第2話〜40話
第2話〜第40話のダイジェストストーリーを収録。 …この頃はほんとにダイジェストだった…(遠い目)。『ロマンアルバム』の名は、「ダイジェストストーリー&設定」本に対してつけています。
この本の後、加速度的に一話あたりのページ数が増えていく傾向にあります。一冊に40話も入ってるなんて、今となってはまるで夢のようだ。あぁ…このペースなら3冊で終わってた筈なのに…!
…ま、そんなわけでとてもアロハマンらしい一冊ではあります。
『常夏戦隊アロハマン ロマンアルバム2』
文章/B5版・32ページ
1995年8月20日初版発行
第41話〜62話
…一挙に話数が前の半分に激減!(笑)
この辺りからもはや『ダイジェストストーリー』とは薄々呼べなくなって来るのだが、さりとて『小説』と言うほどのモノでもない。で、『小』説よりもなお小さき物という意味で『矮説』なんてどう?と相方(原)に提唱したらあえなく却下されました。
ある意味、一番程よく脂が乗ってる時期なんじゃないかと思ってます。
『常夏戦隊アロハマン ロマンアルバムIII Second Inpact 第一章「我はブラック」』
文章/B5版・36ページ
1999年8月15日初版発行
第63話〜75話
…また話数が減りましたよ?ここからは4冊に渡って『魔王ザンベ篇』と呼ばれるパートが始まります。3人の執筆者の内の仮面ライダー好きがサブタイトルを担当した所で、ストロンガーの『デルザー軍団篇』にオマージュを捧げたとの事。魔王配下のグルザー軍団員の名前もしっかりもじってマス。
またこの巻からアロハ側に念願のヒロインが登場!ブラックとのほのかなロマンスがあるとかないとか。かなりシリアスになってギャグは鳴りを潜めてしまうがお下劣さはむしろパワーアップという、ちょっと微妙なシリーズではある。
ところで何故『Second Inpact』なのかというと、これ以前にもザンベ篇は一度(前編が)発行され、その後再び完全な別物として書き直されたからなのである。その時は2冊で終わる予定だったのだが…。
『常夏戦隊アロハマン ロマンアルバムIII Second Inpact 第二章「たった一人の小宇宙戦争」』
文章/B5版・40ページ
2000年8月13日初版発行
第76話〜80話
また話数減ったー!でもページ数増えた〜ッ!!(泣)
…この巻は周囲に割と好評でした。徐々に壮大な設定が顔を出し始め、隠されていた人間関係も次第にあらわになってゆきます。アロハマンらしからぬ重い話にも、ようやく興が乗ってきたというところでしょーか。
あ、ちなみに前巻から表紙はカラーコピーにしました。でも売れねェェ(泣)。てゆーかそもそも、少年創作で文章を売るのが間違いなのか…。
『常夏戦隊アロハマン ロマンアルバムIII Second Inpact 第三章』
文章/B5版・36ページ
2002年8月11日初版発行
第81話〜84話
…この期に及んでまだ話数が減るたぁいー度胸だ!(嗚咽)…いやなんつーか、ここまで一話毎のボリュームを上げる気はなかったんだけど…ねえ?
この辺りから次第に一部の人間関係にけりをつけつつ、片や一層混迷を深めつつ、状況は更なる高みを目指して駆け上る!!激闘に次ぐ激闘!!そして遂に甦る伝説の…!?待て、次号!!みたいな?
ちなみにこの時は修羅場で章名を表紙に書く時間すらありませんでした。
『常夏戦隊アロハマン ロマンアルバムIII Second Inpact 第四章』
文章/B5版・36ページ
2002年8月11日初版発行
第85話〜87話
ついに…ついに!全ての謎が、しがらみが、巨大なエネルギーが一点に集約して爆発する!!…しかも下らない所はそのままに!!!
1万2千年前の因縁と地球規模の危機の全てが今、水戸を舞台に縦横無尽に花開き、そして見事に収束する!!…これはもう、事実上の最終回と言ってもいいんじゃない?猫になっても、いいんじゃないッ?
…ちなみにもう、表紙に色塗るひまさえありませんでした。はーん。
『常夏戦隊アロハマン ロマンアルバム4改訂版』
文章/B5版・36ページ
2002年8月11日初版発行
第88話〜124話
この巻は「世界一周篇」及び「最終回構成」といわれる二つのパートからなっています(改訂版になる前は前者のみだった)。
今回水戸ボンクラーズの面々は東西南北津々浦々、七つの海と六大陸を漂流しまくり、行く先々で巻き起こすはチン騒動冥騒動の数々!…そしてようやっと日本に戻って来たら、今更ながらに発覚する衝撃の事実!リーダー不在の中、そんな事は何処吹く風の愛と苦悩の貧乏生活!!アロハマンのバカバカしさがギッシリ詰まった嬉しい一品!!
…いやはやなんかもう、ザンベ篇でこの後はないって位に盛り上がっといていきなり短くて馬鹿でひたすら下らない(しかもかなりパワーアップ)状態に戻るってのも正直どうかと思うけど、ハッキリ言ってこっちの方がすんご〜くアロハマンらしいですよ。いや、いい意味で。
『常夏戦隊アロハマン 映画版1』
漫画/B5版・48ページ
2002年12月30日初版発行
91年に出したオフセット本からTV版を省き、3冊のコピー本に分けて発行した物の1冊目。『諸行無常篇(通称「光篇」)』を掲載。
流石にだいぶ間が空いただけあって、誤字の修正や数ヶ所の描き直し、表紙の新規書き下ろしなどが施されています。とは言ってもこの表紙、だいぶ前にも出し直そうとした時に描きかけた原画をそのまま流用してるんですがね…。
『常夏戦隊アロハマン 映画版2』
漫画/B5版・48ページ
2002年12月30日初版発行
同じく2冊目。『色即是空篇(通称「神篇」)』の前半+旧資料集掲載。
なぜか表紙のアロハスーツの色が全員同じ。タイトルロゴ下面に『改訂版』とあるが、空色のムラや椰子の木の写りの少なさ、3人の不自然なポーズなどがあいまってむしろ『海底版』であるとの評が当時まかり通った。
神篇はパロディ満載な上、大味が過ぎるのでかなり評価の分かれるパートです。まァ結局原が撃てりゃなんでも良かったんですけどね(笑)。
『常夏戦隊アロハマン 映画版3』
漫画/B5版・48ページ
2002年12月30日初版発行
更に3冊目。『色即是空篇』の後半+新資料集掲載。
これまた何年も前に描き上げて気に入っていたアメコミ調の表紙をやっと使う機会が来てご満悦の作者(塚田)。だがほとんど売れなかったのでちっとも日の目を見た気がしないのがちょっぴり玉にキズなのであった。(アレっ…玉がないよ??)
ところで、映画版は全部合わせて約100ページ。その作画の大半(特に背景)は岩本氏が担当しています。…まさに神!
『常夏戦隊アロハマン 幻篇 I』
漫画/B5版・36ページ
2005年8月14日初版発行
遂に始動した地獄の番外編!…実はTV版は本来全130話(13クール)なのが、125話に打ち切られていた!ホントはもっと盛り上がるラストが用意されていたのだ!…というかなり初期から温め続け(そして腐っ)ていた構想が今、ラフレシアの如く花開いた!
誰も知らない、知られちゃ(倫理上すこぶる)いけないヒーローとして安穏とやって来たアロハマンの日々が今、変わり始める…。遂に暴かれたあの秘密、長官への疑惑、そして5人目のアロハマン…!再びミミちゃんを迎えて動き出す、1万2000年の歴史の大終幕!君は、刻の涙を見る…!!
ところで、全1冊のつもりが既に3〜4冊ほぼ確定!一体終わるのはいつですか!?