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ALOHAMAN IN ETERNAL SUMMER
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第8話
激貧!餓鬼道サバイバル!!
1988年5月21日放映


 とうとう住む所を無くした三悪は、近くの空き地に野営していた。
 ハッシーが拾ってきた残飯を温めている。そこへ汚れたモリッターが鼠を持ってきた。のそのそと土管から出てくるソーヤ。
「なーに、また鼠?この前の魚、もうないの?」
「また取ってきますよ」
「しかし食生活だけはあんまり前と変わんないわね」
 だがその空き地も地主に追い出され、子供には石を投げられる。
「そろそろ街も住みにくくなってきたわね」
「山にでも行きますか」
 てな訳で山に篭もる。夜はドラム缶ブロに入るソーヤ。何か平和な気分になってしまう。…いや、いかん。これではいかーん!猪をさばいているハッシーが、
「じゃ、早速この猪でも改造しますか?」
「…いや、それは食べよう」
 焼いている猪の匂いを嗅いで熊がやってきた。裸で逃げだすソーヤと二人。よく焼けた猪にかぶりつく熊を草むらから眺め涙する。
「命があっただけでも…」
 やはり街に帰ろうと山道を歩いていたら道が崩れてモリッターが落ちた。しかし落ちた先に洞穴があり、その中になんと金の仏像が!持って帰ったら単なる金箔張りだったが、それでも7万円で売れた!しばらくはもつって事で魚光に復帰する事になった。


 
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