TOP > 閲覧順路 > 第4部目次 > 各話 |
◆ | ◆ | |
第89話 唖然!将棋怪人!三手進んで二手下がる!? 1989年12月2日放映
屁といえども膨大な量と絶妙なコントロール次第では立派な兵器(屁いき)になり得るとし、近所の空き地でお披露目をするブルー。平たく言えば屁リサイタル。目指すは屁タレ(ント)だ。普通のリサイタルと勘違いしてた人達がまず帰る(リサイクルと間違えていた主婦もいた)。
「それではまず地味屁ンから一曲…」司会のブラックが場を盛り上げる。 「屁ーイ!のってるかい!?」(中略)しかし暴走するブルー。その場に立ちつくしたまま大量の気体が無尽蔵に流れだす(ビートルズの「屁威 こんな事もあろうかと、二人はあらかじめ催眠術でブルーにあるキーワードを与えると屁が止まるようにしておいた。だが、受けた暗示すら忘れてしまったブルーの屁は止まることを知らなかった。魂の底から忘れる事をするブルー。 周囲の気圧は900屁クトパスカルをこえた!止むを得ずブルーの後ろに回って栓をしようとする二人。しかし視界が極端に悪い上に臭い!キメ細やかな屁粒子がメットの分子構造をすり抜けて鼻を直撃するのだ。吸えば5秒で鼻が腐る。息を止めていられるのは2分程度。原が身を呈して手刀でスリップストリームを作って近付き、ブラックの体力を温存させた。だが、原の右手に激痛が!原轟沈。 「なんとか奴の屁ブンズドアーを閉めなくては…」 しかしそんな事に自分の制御棒を使いたくはなかった。幸い、近くに野球のバットが落ちているのを発見。いささか太すぎる気もしたが理想的な流線型が功を奏し、なんとか屁の流出に栓をする。 だが、今度はゲップになって上から流れ出す始末。万策尽き果て、ブラックは「みんな逃げろー!」と付近の住民を避難させる。取り敢えず火の気は厳禁、間違って火花を散らさぬよう気をつけて退避するも、途中可愛コちゃんをみつけたブラックがウインクをした時出た火花で引火してしまった!大爆発を起こし周囲はクレーターに。ブルーの姿は跡形もなく、よく見たら原とブラックも居なくなっていた。 * * 三人は衛星軌道上に飛ばされてしまったのだ。彼らは未だ溢れ続けるブルーの屁を吸って命をつないでいた。どんなに臭かろうが気持ち悪かろうが空気 P.S. この後三人は体内に屁モグロビンを生成、逆に屁なしでは生きられない体になったのです。 * コマーシャル * さて、今回の本筋であるがマグワイヤーは燃えないゴミの日の朝、壊れたスーファミが捨ててあるの拾ってきた。なんとか修理できないか、というわけである。 ショタゲー(そんなのあるか?)をやりたいソーヤ、ロリゲー(スーファミではちょっと…)をやりたいハッシー、アニメ系同人ソフトをやりたいモリッター(パソコン買え!)…ここに彼らの利害は完全にシンクロをみた。しかしエレクトロニクスは専門外のハッシー(他の二人は論外)。こうなったらいっそ得意分野の腕に賭けてみよう、と世界随一(唯一?)の極超低予算怪人制作技術のありったけを注ぎ込まれたスーファミは見事、やっぱり怪人になってしまったのだった。 仕方がないのでこれまた捨ててあった『羽生将棋』を脳天にセットして名人級の戦略的頭脳を持った将棋怪人を誕生させるマグワイヤー。しかしなまじ名人なため、彼はプライドが極めて高かった。 「私を使役するなら、それ相応の指揮能力を見せてもらおう!」 かくして、三悪は三日三晩のあいだひたすら将棋怪人と将棋をやり続けたのだった(あげく一回も勝てなかった)。 |
||
◆ | ◆ |
TOP > 閲覧順路 > 第4部目次 > 各話 |