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第94話 アロハマン、故郷へ還る 1990年1月6日放映
マグワイヤーが結成以来最悪のピンチに陥っていた頃、アロハマンもまた最大の窮地に立たされていた。マグワイヤーが全く事件を起こさなくなったため出動がなくなって、つまる所バイト代がゼロなのだ。家賃を払えぬ彼等には、魚光を去る以外に手が無かった(またか)。
「俺達の青春は…終わったな」大学の学費もなくなって休学した。三人は今日、それぞれの実家へと帰っていった。 * * だが平穏な日々は長くは続かなかった。夜な夜な枕元に立つのを始めとし、便所・風呂・食事中などありとあらゆる所で長官が出てきて三人の生活をジャマするのだ。一体何か恨みでもあるのだろうか。 長官曰く、「マグワイヤーは滅んではいない…彼等を滅ぼすその日まで、アロハマンもまた滅びないのだ!」 けどマグワイヤー追跡の費用は出してくれない!あまつさえ長官騒ぎで憔悴しきったそれぞれの実家は三人を追い出してしまう。 金もなく、互いの連絡も取れぬまま、三人は日本全国をウロウロした。 そしてある月夜の晩、大洗の漁港で偶然バッタリ再会した彼等はすっかり野性化し、人の言葉すら失っていた…! 干乾しをしていた鯵を喰い荒らしている所を漁師が見付けて投網を投げ、ついに三人は捕われてしまった。 |
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