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第113話 技のブラック力のブルー そして原は只の弾 1990年5月19日放映
…あれから数日、遂に開かれたカノンの中から原が清々しく復活してきた。…なんと今回は、スーツもカプセルも使ってないのに再生してしまったのだ!
「マジで…コイツは、人間なのか!?」 今までのあれやこれやを思い出し、やおら疑念を深める二人。 「…そもそも・・人間にこんなにカノンに入り続けている事が出来るのだろうか!?」ブルーとブラックの至極もっともで素朴な疑問は、原を買い物に行かせた隙に長官を呼び出す事により、遂に衝撃の告白を引き出した! 長「…うむ。その事だが、実は奴のアロハスーツは…」 「…そうか、やはりスーツが特別な…」 長「…奴のスーツの効力は、第一話の時点で既に切れているのだ!」 「早ッ!!」予想外の事実に困惑する二人。…てゆーか『第一話』って!? 黒「そ、それじゃあ原はスーツの力なしであれだけのアロハ力を!?」 長「いや、この際アロハパワーは関係ない」 青「え?でも…」 長「そもそも、奴は・・・・・・・・・・アロハマンですらない!」 青黒「なッ……!?」 意味を図りかねる二人に、長官は決定的な一言を突き付けた。 長「奴は…弾だ!!」 青「た…『たま』!?」 黒「『たま』と言うと…つまり、あの『弾』ですか!?」長「そう、奴は…」 …その時、背後でバサッ…と物音がした。 青黒「誰だッ!?」 …そこには原が立っていた。弁当が冷めないように早足で帰った彼は、今の話を聞いてしまったのだ。 「…う…うそだ…!!そんなのウソだァァーーーーーーーーーッッ!!!!!!」 叫び終わる間もなく、弾かれたように走りだす原。 …満天の星空に、原の絶叫がいつまでもこだました… |
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