入院してから一週間、やっとリハビリに入ったブラック。原とブルーが見舞いに行くが、どうもブラックは上の空である。それもその筈、ブラックは看護婦の響子さんに恋をしていたのだ！
　応援しようという二人だが、本人を見るとすごい美人！諦めろと諭すブルー。しかし諦めきれないブラック。仕方なく二人とも協力しあの手この手で振り向かせようとするが、どうも上手く行かない。
　そんな折、原とブルーは、彼女には既に婚約者がいると聞いてしまう。それをブラックに伝えようか迷っていた時、その婚約者が重体で運ばれてきた。ＲｈマイナスのＢ型が足りない！奔走する彼女。二人はその男の素性をブラックに伝えるが、ブラックは彼女の必死な姿をみて、自分の血を使ってくれと申し出た。ブラックはＲｈマイナスＢなのだ。
「でも、まだ回復しきっていないのに…」
「いいんです、あなたの為なら…いや、とにかく使ってください、お願いします！」
　結局その男は助かった。喜ぶ彼女の笑顔をみて、ブラックはこれで良かったんだ、と呟いた。
……あれ、マグワイヤーが出てきてないぞ？まあ、いいか。