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第27話 放屁一閃!大爆発!! 1988年10月1日放映
そろそろ秋らしくなってきた今日この頃、料金滞納で遂にガスまでが止められた。開き直った三人、「ブルーの屁を燃やして煮炊きするか」 とふざけて火を点けてみたら、本当に燃えた!しかし、どちらかと言えば爆発に近い。
「これじゃあ煮炊きは出来んわな」 「…くせえしな」 大体、ブルーの屁なんぞで煮炊きしたものなど既に食物ではない。しかし面白い事は確かだし、色々実験しようとブルーに大量の芋を食わせるブラックと原。 黒「なかなか出ねえな」 青「そんなすぐには無理だって」 そこへ、出動命令が! 現場に急行してはみたものの、マグワイヤーは即座に退却し始めた。そのまま追跡すると、空き地に建ってる妙ちくりんな小屋へと逃げ込んで行く。アロハ三人が追って入ると、中には既にマグワイヤーの姿はない。しかも外から鍵をかけられてしまった!小屋はどこもかしこも頑丈で、いくら蹴ってもビクともしない。怪人などでは勝てないと見てこういう戦法を取ってきたとは…。 しかし、マグワイヤーの作戦はさらにその先があったのだ。見ると、壁には 「二、三時間で中の酸素はなくなるぞ」 との文字が!!こんな密閉空間内で神器やカノンを使えば自分達とてただでは済まない。どうにも出られないまま、既に二時間…だんだん息が苦しくなってきた。しかもよりにもよってこんな時分にさっきの芋が効いてきた!今にもアロハパワーで増幅されたブルーの屁が出る!必死で止めるブラックと原。 「やめろ!こんな状態でやられたら冗談抜きで死んじまう!」 ブルーは自分の尻に指を突っ込みなんとか我慢を続けたが、既に悶絶状態で、身体がぴくぴく波打っている。 だが、そのときブラックが閃いた。 「ようし、一か八かだ、ドカンとやれえっ!」 思いっ切り放たれた屁にライターで火を点ける。部屋に残されていた全ての酸素を使い尽くして、空き地の小屋がその内側からふっとんだ!!茫然とするマグワイヤー。たった今まで祝勝会をやっていたのだ。 「馬鹿な…!完璧な作戦だったはずなのに……!!」 「…失敗の理由を教えてやろうか」 炎の中からボロボロになって出てきた怒り心頭のアロハマン。しかも、ブルーの屁の残存量はまだまだ豊富なのである! 「撃てえーっ!!」 密閉空間内でない、空中の豊富な酸素をフルに使った屁の爆発力は物凄く、付近一帯が消しとんだ。侮り難し、ブルーの屁。 |
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