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第69話 至上命令!戦隊交替 1989年7月15日放映
こないだのビラで彼らの本拠地は富士通だと分かっていた。そこで三人は作戦を立て、夜中ではかえって怪しまれると判断して昼間清掃員に化けてブレスを探す事にした。だが散々社内を探しても結局見付けられず、遂に最後の切札・オペレーションZを発動させた!
「あの〜、こーゆーブレス知りませんか?」 ザ「ああ、あれなら昨日ゴミと一緒に捨てたよ」「何ー!?」 そして早速マチに骨も砕けんばかりの猛攻を浴びせられる3人(ザンベが一緒になって楽しそ〜によがっていた)。もう駄目だ!死ぬ!! …と思ったその時、突然壁がぶち破られた!現れたのは… 1「アロハ1!」 2「アロハ2!」 3「アロハ3!」 「我ら新常夏戦隊!・・ネオアロハマン!!」 シャープなフォルムのヘルメット!紛う事なきアロハスーツ!そして何やら金のかかってそうなカッコいいマシン! 「ネ…『ネオ』アロハマンだって!?」 おののく三人。新メンバー投入…という事は即ち、我々はクビになったのだ! 慟哭する三人に、しかし・・彼らは何と失われた筈の原とブルーのブレスを投げてよこした! ネ「ダストシュートの途中に引っ掛かっていたよ。さあ、闘いたまえ!」 「!?お…おう!!」何だかよく分からないが、とにかくこれは我々に与えられた最後のチャンスだ!変身する二人。 「下手に戦ってもかなわないのは目に見えてるぜ?」 「おうよ…ここは一撃必殺、いきなりカノンぶちかましだ!」 「召喚!!装填完了!!撃ェェーーーーッ!!!!」 女帝マチに向かって発射! …だが何故か原の弾道がねじ曲がって引き寄せられるようにザンベの方へ向かってゆく! ネ「…『フィールド』に捕われたな…」 青「え!?」 黒「…何だか知らんが、単に倒す順番が替わっただけの事!」 ドガアン、と命中!…だが…何とザンベは完全無傷! 「な……」今目の前で起きた事が信じられない二人。そして… 「もっと…もっとだ!!」あまつさえもの足りながられてしまった!! 黒「う、うそだ…うそだうそだ!そんな筈ない!!カノンが…ハイパーカノンがまともに当たって倒れないなんて!!」 1「…アロハマンでは荷が重いか…よし、今こそ我らの出番だ!!」 三台のネオのバイクが互いに走り寄ったかと思うと、速やかに合体変形し自走砲台となった!!そしてその砲身に…なんとネオ一号が・・装填されたではないか! 黒「ま、まさかアレは…『カノン』なのか!?」 カノンは原の専売特許だった筈!て事は独占禁止法に触れたのか!? 2・3「バスターカノン、シュート!!!!」 今度は狙いたがわずまっすぐマチへ向かって飛ぶネオ一号! 命中!轟音!!大爆風!!!! マ「お…おのれッ、この次はこうは行かないわよ!」 思わぬダメージを食らってそそくさと撤退するザンベとマチ。 片や「まあ、初陣としてはこんなものだろうな」と余裕のネオ。 「じゃ引き継ぎよろしく」と旧三人のハンコをもらって引き上げていった。呆然とするブルーとブラック。原はまたもや重傷人… 完全なる敗北。全てを出し尽くしても全く歯が立たなかった敵を、・・彼らは軽々といなしてしまったのだ。 背後にゆっくりと長官が出現して、「つーわけだからメンバー代えるわ。お前等…クビね?」とだけ言って去って行った。 「いッ…嫌あぁぁァァァ〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!」 辺りに、二人の悲鳴がこだました… * * それ以来、本当に長官は出てこなくなった。噂ではネオがマグワイヤーをコテンパンに叩きのめし壊滅させたという。三日間白く燃え尽きた三人は四日目に「今日はとても調子がイイんだ」とコワい目でつぶやき、ネオを出し抜いて返り咲こうとすでに回復した智美の制止をふり切って水戸芸術館で行なわれているザンベとマチの初布教公演に乱入し、二千人の大観衆と智美の目の前でボコボコにしばかれ、あまつさえ縛られ、踏まれ、 「私の名を言ってみろ!」ときかれ、 「じょっ…女王さま〜〜〜っっ!!!!」と答えた。 |
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