TOP > 閲覧順路 > 第4部目次 > 各話 |
◆ | ◆ | |
第98話 GO AHEAD MAKE MY LOVE? 1990年2月3日放映
今回、ロス⇒ラスベガス行きのバスの天井に無賃乗車している三悪。莫大なローンを残した農園を捨てて命からがら米本土に夜逃げしてきたのだ(貨物船で)。あの後、猿どもはいつの間にか居なくなっていた。 全てを失ったマグワイヤーの目的は、辛うじて持ち出してきた僅かな資金を使いベガスのカジノで一山あてて、アメリカ市民権を買う事だった。ハッキリ言ってもう世界征服なんて諦めかけているマグワイヤー。 その無欲ゆえの勝利だろうか?日本に居た時は56億7千万円も負けたモリッターがなんとバカヅキで勝ちまくる!早くも豪華な格好などして男はべらかせるソーヤ(無欲はどうした!)。毛皮のコートでキセルを燻らせ、かしずく男どもに爪研かせたりしている。
もっと稼いでビバリーヒルズの一等地にプール付きの豪邸建てたりなんだりすりゃハリウッドの男優どもも我がものに…。マコーレー・カルキン等を筆頭にしたメリケンショタハーレムを作るのだ。いけモリッター、我が野望のために! だがそこにアロハマン乱入!!彼らは珍しいハワイ猿として船で運ばれた後、脱走してここまで逃げてきたのだ。ハンターも入ってきて手負いのアロハマンと死闘を繰り広げ、たちまち店内はメチャクチャに!! 「ベ、ベガスが…我々の夢があああっ!」 「守れええっっっ!何があっても我々のベガスを守りぬけえええっ!」 必死に抵抗するマグワイヤー。だがマグワイヤーの悲しさか、やっぱり負けちゃってベガスは爆発炎上。引っ繰り返る金の山。 「…カネ…金?」 「金スクナイ・ビンボー…金オオイ・カネモチ!」 前回の火の発見に続けて通貨の概念を見出だし、次第に人間らしさを取り戻すアロハマン。一方マグワイヤーは稼いだ金を持って脱出。 「とりあえずはこれで市民権を買ってそれから…」 そこへハワイからの借金取り軍団来襲!農園のローン分を根こそぎかっぱいでいった。 「ゆ、夢が…我々のささやかなアメリカン・ドリームが…!」 所詮、アロハマンを倒さなければ叶えられない夢なのだ。たとえ世界征服であれ、アメリカ定住であれ… ハ「総統…」 ソ「倒す…倒すぞ、アロハマンどもを!」 かくして、再びアロハマン打倒を第一目標に据えるマグワイヤー。 ソ「そうとなったら早速魚光の本部に戻るぞ!さあ、出発だ!!」 「出発っても…」辺りを見回すハッシー。荒野を吹き抜ける一陣の風…ラスベガスは広大な砂漠のど真ん中に作られた、人工の享楽のオアシスなのだ。「隣の町まで、何十キロかな…」 頑張れ、負けるな、マグワイヤー!アロハマンを倒すその日まで!! |
||
◆ | ◆ |
TOP > 閲覧順路 > 第4部目次 > 各話 |