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第107話 強敵熊の子ミーシャ軍団 怒りのゴルバチョフパンチ 1990年4月7日放映
アロハマンが辿り着いたのは、ソ連ウラル地方であった。そこでまたアーニャという女の子に拾われて、またも犬小屋で手厚い保護を受けていた。
「アカ、アオ、クロ、ご飯だよーっ!」 「わんわんわんっ!!」 ところで、アーニャには心配事があった。彼女が小さい頃から飼っていた熊ミーシャが飢饉の時村人に食べられそうになって逃げ、今ではグレて野性熊軍団のリーダーとなっていたのだ。 そんなある日、村の外れでなぜかゴルバチョフがミーシャの軍団に襲われていた。 「たいへんだー!書記長が熊に襲われてるぞ!!」 村人総出で救出する。実はそれはマグワイヤーの作った偽物のゴルバチョフ怪人(付き人はマグワイヤー)だったが、村人は本物だと信じて疑わない。実はアーニャはゴルビーの姪の娘のまたいとこで、今までも時々ゴルビーが村に来ていたからだった。だが何か違和感を感じるアーニャ。 翌日、村の男は総出でミーシャ軍団を打ち取るべく、熊狩りに出ていった。その留守中に頬かむりをして村中の金品を漁るゴルビー(頭のアザでもろわかり)。それを目撃してしまうアーニャ。 「やっぱりあのゴルおじさまは何かおかしい…!!」 そう思ってよーく写真を見ると、なんと頭のアザの位置が左右で逆!「あの人はニセモノよ!」と村人に告げるアーニャ、だが誰も信じてくれない。憤慨する偽ゴルビー。村人の前でアーニャをひっぱたく。 無理矢理連れ去られがてら偽ゴルビーに唾するアーニャ。彼女を殴りつけいそいそとゴルビーの頭を拭く村人A。タオルできゅっきゅっきゅっ、と擦って落ちたはマジックで描いたアザ!驚く村人。 「ああっ!本当に偽物だった!!」 そこで変身、アロハマン!マグワイヤーと戦って久々にカノンを用意するのだが、いざ発射という瞬間に本物のゴルバチョフが実にいい所で颯爽と登場し、一撃の下に偽ゴルビーを葬ってしまう。 「つっ、強い…!」 ゴ「当然である…書記長とはソビエト最強の男の称号なのだッ!!」 「…なんか違う…」 一件落着はしたものの、せっかく呼び出したカノンは使わずじまい。しかもアロハマンがマグワイヤーをやっつけたのではないために、なんと今回のバイト代は書記長の口座に振込まれてしまった!! 「このカノン…どうしよっか…」 ソ連の大地で、途方にくれるアロハマンだった。 P.S. ちなみにミーシャはまだ森の中でグレていた。 |
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