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第111話 ハッシーの珍・迷怪人勢揃い 1990年5月5日放映
まぐわいコンツェルン社長室のマグワイヤー。
「わあっ!!どうして我々がもうひと組ここにいるんだ?」 「でっかい鏡だなー」 実はそれはかの『偽マグワイヤー』の面々だった。本家を抹殺しようとしている『偽』。世界中で悪評を立ててきた本家は目障りなのだ。 「だが、生きるチャンスは与えてやろう…。マスクを取って二度と世に出てこないか、地下室で臼を回すか…嫌なら死ね」 「そんなあ!」 アロハマンの事を一番よく知っているのは俺達だ!と取りいろうとするが、アロハマンの話を聞けば聞くほど余計相手にしてくれない。 仕方なく手切金を貰い、隠居するマグワイヤー。数日後、空き地にアロハマンを呼び出す彼ら。体にゴザをまいたり、紙製のマスクをしていたりとかなり惨めだ。 「ここにこれだけの金(八千百二円)がある…これで奴らを倒してくれ!」 するとアロハマンがビリッと変装を解き、その正体はまぐわいコンツェルンの戦闘員!「約束を破ったな…?」 今度こそ抹殺されそうになった所へ登場、アロハマン(本物)!! 「おまえらにやっつけられたらバイト代が入らねえんだよッ!!」 しかし二人だけでは苦戦を強いられ、「よし!カノン(まだついてきてる)だ!!」と蓋を開ける。 中にはすでに干涸びた一介のミイラがあるだけだった。 「あ…あれ…?」すでに原の生命活動は停止し、彼の霊がカノンに宿って動かしていただけだったのだ。事態をうまく飲み込めない二人。 「原だから…原だから大丈夫だと思ってたのに…」 いまやカプセルに入れる前から回復を果たすほどの彼ではなかったのか…?やむなく逃げ出すアロハマン×三悪。 筑波山中腹。隠れ家を構えた五人は原をタライで湯戻しして再生を図るがふやけただけだった。カノンはまぐわいコンツェルンのゴミ捨て場に捨てられてしまっている(重いから原しか持って来れなかったのだ)。 「このままでは奴らに勝てん…!」 仕方なく山中のリス・猪・ドングリ・シイタケ・その他手当たり次第の動植鉱物から一大怪人軍団を製造するのだが、どうにもこうにも粒が小さい。さらにはポケットを引っ繰り返して出てきた輪ゴムやクリップやレシート等も改造した。 そこへまぐわいコンツェルンの怪人軍団襲来!案外いい戦いをする (輪ゴム怪人は伸びのある攻撃が効いていたし、クリップ怪人は敵をまとめて見易くした)がやっぱり負けそうになる。 と…その時!ハッシー最大最低の究極怪人が現われた! ハ「名付けてレッド怪人!!」 皆「なにー!?」 なんと最終手段としてふやけミイラの原を改造しちゃったのである。アロハパワーとマグワイヤーの科学の合体!善悪を超越しきった超人、誕生!! 原「…我ながらハラん万丈な人生ですなあ」とポツリ。 次の瞬間、辺りは閃光に包まれた。 ハ「こっ…この怪人の能力は一体!?」 ソ「お前が言うなよ」 実は単なる自爆怪人だった。原は周辺一帯・まぐわい軍団もろとも爆発・消失という壮絶な最後を遂げる。マグワイヤーにとっては一石二鳥の作戦だ。 だがコンツェルンはさらに新たな軍団を派遣するのだった。彼らの資金力はほぼ無限大なのだ…! |
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