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第116話 踊るアゴ人間 1990年6月9日放映
なんか…最近出動がない。そしてただでさえ収入のない所へ、前回の『予行演習』のしすぎで結局一万三千八百円もの出費がかさみ、今や全財産172円という立派な没落ぶりだ。堪らず愚痴の一つもこぼれだす。
青「全く信じらんないよ…一体どこがどう壊れたらあんな事になるんだ!?」黒「面目ない…」 ブルーが責めあぐねていると、そこへモリッターが口を開いた(が、しゃべれないので筆談した)。実は、彼はギャンブルが得意だという。 青「ほ、本当だろうな、その話!?」 黒「そ、それならよ…ッ!!」 目をらんらんと(狂気に)輝かせ、ぐっと身を乗り出す二人…!! モリッターの力は本物だった!儲けまくって東京に進出し、更に数億の金を稼ぎだしてジュリアナで狂喜乱舞した!モリッターを崇めて二人もモリッターの扮装をし、お立ち台の上で踊り狂う!三匹のアゴ人間をミラーボールが照らしだす!札束の嵐が吹き荒れる!! …ところが土地にまで手を出したそのとたん、バブルが弾けて全てがおじゃんになってしまった。そして… その翌朝、那珂川をひっそり流れる三つのスマキが目撃されたという。 |
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