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第121話 赤い弾丸奪還作戦 1990年7月14日放映
ようやく脱蛋白症状から回復したブラックは久々に自慰にふけっていた。だが何故かいつまで経っても果てる事が出来ない。いや、自分では果てているつもりなのだが、にも関わらずなんにも出てこないのだ。これでもか!と力んでもせいぜいわずかな空気がパスッ…と出てくる程度。
(どうしたことだ、これは…まさか俺の生殖形態は空気感染式に変わってしまったのか!?)心配になって2人に相談してみると、むしろ自慰をしようとしていた事に驚かれてしまった。 青「ついこないだあんな目にあったってのに、すごい回復力だな(肉体的にも精神的にも)…これじゃ原の事言えねーぞ?」 黒「原か…」フッ…と遠い目をして窓の外を見るブラック。 「結局あいつはただの赤い弾だった…… 赤い玉!?」 まさかと思って聞いてみると、あの時後ろ足役だったブルーが最後に赤玉が出たのを見ていたという。 「ギャアアアア!!なんでもっと早く言わないんだよ!?」 「いや、あの時はてっきり血かと…」とにかく探しに行く三人。 …その後は「スパイ大作戦」ばりの展開が繰り広げられた!赤玉は既に謎の黒服の男によって持ち去られており、それを追って大企業が裏で牛耳る施設に忍び込み、眼紋照合した上に感圧床と赤外線センサーの部屋を上から釣り下がって赤玉を盗みだしたら精巧に作られたダミーで、ホンモノは国の秘密研究機関で酸のフロに浸けられたり高重力にさらされたりしていた!そして今より放射能ビーム照射実験! ドクターX「フハハハ、素晴らしい素材だ!」 黒「やめろォォォ!」 しかしなぜか突如機械が暴走し爆発しはじめる。 黒「…これは祟りだ!おまえ等は赤玉を甘く見すぎ、意のままにしようと傲慢にも手を加えた!これは赤玉からのしっぺ返しだ!」 大爆発する研究所!間一髪で手足をバタつかせながら脱出する三人!! …そして勿論ロマンスも忘れてはいない。例の農学部の女の子はあの後、自分が初めて搾った・・・ミルクを飲んでしまい、心に一生消える事のない 黒「ブ、ブルー…お前今、何をしたんだ?」 青「ん?…忘れたよ…」 それはブルーの溢れる忘却力が、初めて人の役に立った瞬間であった。 青「…で、取り戻したのはいいけど…この玉を一体どうするんだ?」 黒「…これより第7の淫法『赤玉戻しの術』を執り行う…!」「!!!?」 淫法は7つの技によって構成されると聞いている…とうとうその最終奥義が明かされるというのか!? 黒「淋病投射怪人列最前!…御玉よ、速やかに戻りませい…ハアッ!!」 おもむろにズボォと尿道に赤玉を突っ込むブラック! あまりの事にアゴが外れかけてる2人を尻目に、グイグイ棒で押し込みあれよあれよという間に奥へ吸い込まれてゆく。やがてキュポンと棒を引っこ抜くと、「ハイ、このとーり」といった風情で両手を広げ、満足気に笑みを浮かべるブラック。いまだに開いた口がふさがらない2人も、冷汗を流しながら(本人がいいと言ってるんだから、これでいいのに違いない…)と無理矢理自分を納得させる他はなかった。 |
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